こんな塗装業者には要注意!
外壁塗装の見積もりをとったり、飛び込みで営業に来たりと、様々な場面で外壁塗装の従業員と接することがありますが、全部が全部誠実な会社とは限りません。悲しいことに契約をとるために強引な方法をとる会社もあるみたいです。
契約をしてしまった時点で解約をするのに多額の金額がかかってしまったりすることが多く、契約をするのはきちんと冷静に資料や不明なことを明確にしてからのほうがいいです。
外壁塗装は10年に1度が目安となっておりますので、何回もやっている人は少ないことでしょう。
そんな中で外壁塗装の業者から色々とお話をされてもわからないです。そんな中で適正価格や補修方法をきちんと把握しないで契約を結んでしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。
このページでは特に注意が必要な項目をまとめていきますので、どうぞご参考にしてください。
1.施工をあせらせる
現地調査に訪れた調査員が大げさに補修個所などを伝える場合が考えられます。
よく言われるのは胸板金の釘が浮いていたり、外壁やスレートがひび割れていたりなど、建物の不具合は確かに建物の耐久性に良くない影響を与えます。しかし、釘が浮いていることで雨漏りがすぐに起きてしまったり、外壁のヒビから浸水して壁材が腐食してしまっているなど、すぐに塗装や補修をするように急かしてくる業者がいます。
建物にとって雨は大敵です。確かに壁や屋根からの浸水で雨漏りや建材の腐食などにつながります。しかし、必ずしもすぐに行わなくてはならないとは限りません。少し釘が浮いていればトンカチですぐに補修もできますし、髪の毛ほどのひび割れ(ヘアークラック)は大量の水が浸水しているとは限らないのですぐに建物が壊れてしまうことはありません。
こうしたことを防ぐために、見積もり取得の際はいくつかの業者と同時にとるようにしましょう。そうすることで様々な話が聞けるので、参考にするようにしましょう。
2契約を急かしてくる
先述したように契約をしてしまうと、解約をするのに解約金が必要になってしまいます。外壁塗装の契約は多額の契約になるので、解約金などが発生してしまいます。そうしたことで解約ができない状態になるケースが考えられます。
契約をする際は慎重に内容を確認しましょう。
特に注意が必要なのが、金額になります。次の項でも金額の話はしますが、工事内容はどこをどのような施工を行うか把握しておく必要があるでしょう。金額が安いという理由だけで決めてしまっては、後々に大変なことになってしまいます。
外壁塗装は塗料によって塗布する回数が異なります。例えば三回塗装するところを二回だけしか塗装をしなかったり、既定の量よりも薄く希釈をして材料費を少なくしていたり、外壁塗装は通常、付帯の部分(軒や樋など)も塗装を行いますが、そうした項目を契約後に提案して、契約書以上の金額を支払わなくてはならなくなってしまうこともあります。
こうしたことを防ぐために見積もりの段階で工程などを確認してください。また、他社の見積もりと比較をすることで、違うところを見比べて、極端に少ない個所など注意して見比べてみてください。
3.あまりにも大きな値下げをしてくる
初めに提示された見積価格よりも大幅に値下げをする業者には要注意となります。
工事価格を多く取って利益を大きくしようとしていたり、あまりにも安いと塗料などの材料を規定よりも薄めた状態で使用する可能性が発生するためです。
大きく値下げをすることで「こんなに安くしてくれるなら…」と気持ちがゆらいでしまうことは心理的にあります。値下げをするということはなくはないことではありますが、あまりにも大きく値段が下がってしまう場合には注意しましょう。
正直な話で塗装会社も会社ですので、会社の利益を多少とも出さなくてはなりません。さすがに利益が0円で工事を行うことはまず現実的なお話ではありません。なので、値下げをする会社は利益を少なくする方向で多少の値引きをします。
しかし悪徳な業者の場合、利益はそのままでそれ以外の場所で金額の調整を行うことが考えられます。
例えば、塗料を規定以上に薄めることや、三回塗りの塗料を二回塗りにする。足場の本数を少なくしてしまったり、必要な工程(養生、下地処理など)を省いて行うなどのいわゆる手抜き工事をすることで金額を調整することが考えられます。
大事な建物の塗装ですので、手抜き工事が起きないよう、きちんと工程や塗料の説明などをしっかりと把握することが重要になってきます。
ただ、必ずしも値引きする業者が悪徳業者というわけではありません。きちんと社内で話し合って決める業者もありますので、業者と話し合って、施工の方法などをきちんと確認するようにしましょう。
大事な建物の工事ですので、安全な業者選びを
上記のように注意が必要な業者を紹介していきました。
塗装工事は建物にとって大規模で、今後の耐久性などを決める重要な工事となります。
塗装は十年周期で行うのが目安となっていますが、そもそも手抜き工事などを行われては十年も保たず、塗装を行うことになり大きな出費につながる可能性があります。
値引きなどの価格で決めることはせず、きちんとその業者が誠実に施工を行う会社か見極めることが重要です。
また、ありがたいことに弊社でもリピーターのお客様もいらしゃることを考えると、施工が終わったからといって終わりでなく、きちんとアフターフォローやコミュニケーションがとてる会社を選ぶことも大切です。
建物の塗装は何回も行うことでないのでわからないことも多いと思いますが、相見積もりをとって比較検討を冷静に行って、きちんと業者を選ぶことで、塗装工事を完了させるようにしましょう。
弊社も相見積もりなど大歓迎ですので、気になることなどがありましたら、お気軽にご連絡、ご相談くださいませ。