付帯部について「霧除け」
こんにちは。
ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は建物の付帯部分の「霧除け」についてお話します。
霧除けとは「庇(ひさし)」とも呼ばれる部分で、窓や玄関などの開口部の上についている小さな屋根のことです。
近年ではデザイン性をもたせたいなどの理由で霧除けを付けない建物も増えてきているようですが、霧除けは多少の雨の日でも窓が開けられる役割を果たしており、梅雨の雨が続く中で湿気が部屋に溜まっていてはカビなどの原因になるので、霧除けのある窓を開放することで中の湿気を逃がす役割があります。
また、窓周りを保護する機能もあります。窓の周りをコーキングで打っている場合、雨水が直接コーキングにあたることで、劣化を早めてしまうおそれがあります。窓周りのコーキングが劣化するとそこから水が浸入して、雨漏りや内部の腐食につながります。こうしたことがないよう、こまめに点検、メンテナンスを心がけてください。
霧除けは材質にもよりますが、塗装が行える場所になります。
霧除けは建物を保護している重要な付帯部分になるので、気になることなどがありましたらお気軽にお問合せください。