雨戸・シャッター
外壁や屋根だけでなく雨戸、シャッターなどの塗装などのメンテナンスを行う事で建物の強度を上げる事につながります。
このページでは雨戸やシャッター、戸袋、シャッターBOXについてそれぞれの役割やメンテナンスの方法についてまとめていきます。
雨戸・シャッターの役割
雨戸やシャッターは雨風から窓を保護する機能を持っています。多少の風であれば窓ガラスだけでも問題はないですが、台風の時など雨風が強いと窓ガラスに物が飛んできて割れてしまいます。窓ガラスが割れることで怪我の危険もありますし、窓の機能を果たせません。
また、雨戸やシャッターは防犯でも役立ってます。ドアや窓の施錠をしっかりと行なっても現在は様々な道具で窓ガラスを割られたり、鍵を開けられたりなどされてしまいます。雨戸やシャッターは素材が金属のもので丈夫な物が多く、また、内側から施錠も行えるので防犯に適しています。
雨戸・シャッターの劣化
雨戸やシャッターは雨や風、日光に晒されることが多く、劣化や老朽化が顕著に出てしまう部分になります。そのため、戸袋やシャッターBOXがあることにより雨戸やシャッターが守られます。
歪みやへこみ、サビなどがあったり、木製ですと腐食してしまっているなどの傷みが激しいと塗装ではメンテナンスが出来ず、交換しなければならない場合があります。
雨戸などはメーカーが日々新しいものを発売することもあり、また劣化する年数も長期間になるので、当時と同じ物の在庫がない可能性があります。代替品があればいいのですが、それもない場合、レールなども含めた全体の交換になってしまう可能性も出てきてしまいます。
雨戸やシャッターは定期的に塗装を行うなどして耐久性を上げておくことで長期間使用できますので、劣化などは放置しないで業者へ相談をしましょう。
雨戸・シャッターの塗装
雨戸・戸袋の塗装
雨戸は素材によって塗り方や塗料を変える必要があります。ダメージを受けやすい場所だからこそ、きちんと合った塗料を選ぶことが大事です。
雨戸塗装
錆落とし、塗料の密着性を高めるために下地処理を行い、その上に塗装を行なっていきます。塗装は仕上げ塗料が密着するように下塗り材を塗ってから、上塗りを行います。塗料にもよりますが、下塗り、上塗り2回(または中塗り、上塗り)の3回に分けて塗装します。
戸袋塗装
雨戸同様の手順で塗装を行いますが、築年数が長い建物は木材の戸袋が多く、劣化などしている場合があります。下地処理で補えない場合は交換をするか、板金を巻くことになります。
戸袋の板金
もし塗装で補えない場合は交換をするかカバー工法での修繕になります。カバー工法とは既存の下地の上に金属板を被せる工法で、処分費などがない分、交換工事よりも安価に行えます。
しかし、この方法は新品に交換するのではないので、下地を残せるかなど業者にチャックしてもらいましょう。
シャッター・シャッターBOXの塗装
シャッターは塗膜の剥離や錆などが発生しやすいです。また、シャッターBOX内で巻かれるため、内部で部材がぶつかり合って多少の傷がついてしまいますので小さな剥離が段々と大きくなってしまいます。そのため、小さい傷でも放置しないで業者に相談しましょう。
シャッター
シャッターはシャッターBOX内で巻かれるので、塗装を行うのには注意が必要です。塗膜がきちんと乾いていないのに巻いてしまうと内部でくっついてしまいますし、塗膜が剥がれてしまうことがあります。
シャッターBOX
シャッターBOXの多くはスチール製で、サビが発生してしまいます。そうなると穴が空いたり、耐久性が弱くなり、シャッターが剥き出しになり、シャッターの機能がダメージを受けて、シャッターが動かなくなる可能性があります。
定期的な塗装などのメンテナンスをして、長持ちをさせることが大事です。
まとめ
以上、雨戸、シャッターに関することをまとめてきました。
雨戸、シャッターは様々な種類の素材で作られたています。素材や構造によっては塗料の種類や工程を変えたり、そもそも塗装が行えない物もあります。定期的に塗装を行うなどして耐久性を上げておくことで長期間使用できますので、劣化などは放置しないで業者へ相談をしましょう。
弊社でも塗装だけではなく、板金の施工や交換工事などの実績もあります。もし気になることがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。