コーキングの用語「ボンドブレーカー」
こんにちは。
ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日はコーキングに使われる「ボンドブレーカー」についてお話していきます。
ボンドブレーカーとは「絶縁テープ」とも呼ばれています。目地の底に着けるテープのことで、コーキングの3面接着を避けるための道具になります。
3面密着とは、目地の両端(左右)と目地底(奥側)の3面にコーキングが密着している状態になります。3面とも密着している分、長持ちをしそうな印象が浮かぶかもしれませんが、コーキングは壁材同士がぶつかるのを防ぐクッションの役割を果たしており、そもそも外壁材は人の目では気付かないほどですが、気温による膨張収縮を日々繰り返しております。外壁に密着しているコーキングも毎日この影響を受けてます。
コーキングは2方向から引っ張られたり押されたりする力には強いです。しかし。3方向から別の力を加えられてしまうとコーキングは耐えきれず、密着している部分が剥離をしてしまいます。
こうしたことが起こらないよう、目地底にボンドブレーカーを張ることで、コーキングを2面接着にします。
このようにボンドブレーカーはコーキングを維持するために重要な役割を持つ道具になります。