下地処理について「ケレン作業①(ケレンについて)」
塗装を行う前にケレンという作業を行います。
これは下地と塗料を密着させるために下地を削ったりなどして、下地を塗装できる状態にする作業になります。
例えば塗膜が剥がれている上に塗料を塗ったとしても、下地と新しい塗料は密着せず、密着性の薄い前塗膜と一緒に剥がれてしまうことになってしまいます。これでは塗装を行った意味がありません。
こうした剥がれる恐れがあったり、劣化した部分を除去するためにケレンを行います。
ケレンはサンダーや皮すき、ヤスリなどを用いて行います(画像参照)。
どのくらいケレンを行うかは下地の状態によります。
例えば鉄部で錆びている場所を、塗膜を含めて全て落としてしまうのか、それとも錆びている箇所だけ削るのか、これらは現場の状態により変わってきます。
ちなみに完全に削る場合は大掛かりな作業になり、橋などの大きな現場で見ることが多く、戸建などの現場では中々見ることはありません。
ケレン作業は塗装の寿命を決める大事な作業の一つです。
次はケレン作業の種類についてお話します。
よろしければ、そちらも是非ご覧ください。
例えば塗膜が剥がれている上に塗料を塗ったとしても、
こうした剥がれる恐れがあったり、
ケレンはサンダーや皮すき、ヤスリなどを用いて行います(
どのくらいケレンを行うかは下地の状態によります。
例えば鉄部で錆びている場所を、
ちなみに完全に削る場合は大掛かりな作業になり、
ケレン作業は塗装の寿命を決める大事な作業の一つです。
次はケレン作業の種類についてお話します。
よろしければ、そちらも是非ご覧ください。