下地処理について「ケレン作業③(道具について)」
ケレン作業には、様々な道具が使われます。
今回はそちらをご紹介します。
ホームセンターで売っているものもあるので、DIYに興味がある方も参考にしてみてください。
「サンダー」
金属の錆落としを広い範囲で研磨できる電動工具です。平面や曲面の錆落とし・研磨に適したランダムサンダー、木材によく使用されるオービタルサンダーがあります。
「ワイヤーホイール」
円形の金属製の線材で作られていて、非常に固い針金のような素材になっていて、鉄骨などについてしまった錆や汚れを除去するのに使用します。
「ワイヤーブラシ」
ワイヤー状のブラシで、落とした錆の清掃の際に使用されます。
「やすり」
木材、金属の両方に使用でき、錆落としや旧塗膜落としにも使用されますし、新しい金属に目荒らしをする際に使用されます。
「スクレーパー」
物を剥がしたりするときに使用するもので、古い塗膜や汚れ、錆落としのときに使用します。ステンレスやプラスチックなどの素材があり、下地により使い分けます。塗装以外でも、プラスチック製のもので、ガラスのシール剥がしなどにも使用されます。
「ケレン棒」
全長が1mほどの大きさのもので、スクレーパーを大きくしたものです。広い範囲のケレン、例えば屋上の旧防水を撤去する際などに使用されます。