下地調整について(下塗り材「シーラー」)
今日は下塗り材の「シーラー」という材料についてお話をします。
シーラーは塗料などが吸い込みやすい下地に塗布することで仕上げ塗料が吸い込まれないよう防ぐ役割があります。
シーラーの中にも種類があり、大きく分けて「水系シーラー」と「溶剤シーラー」があって、それぞれ水性の仕上げ塗装の場合は「水系シーラー」、油性の仕上げ塗装の場合は「溶剤シーラー」を使用します。この性質が違うものを使用してしまうと、塗装後に塗膜の剥離などの不具合が発生してしまいます。
さらに、水系シーラーは合成樹脂エマルション型シーラー、溶剤シーラーには熱可塑性合成樹脂系溶液型シーラーと溶剤型熱硬化性(反応硬化型)合成樹脂シーラーという呼ばれ方もします。
水系シーラーと溶剤シーラーの違いは、乾燥時間が下地や気候にも変化しますが、水系は3~4時間、溶剤は30~60分くらいが平均とされており、溶剤の方が早く乾きます。
匂いに関しては、やはり溶剤の方が強く感じます。
下地により水系、溶剤が分かれますが、どちらでも使える下地の時は劣化が激しい場合は溶剤を使用されます。
表には出ない下塗り材になりますが、塗装の仕上がりが左右されてしまう大事な材料になります。
明日はシーラー以外の下塗り材をご紹介します。
シーラーは塗料などが吸い込みやすい下地に塗布することで仕上げ
シーラーの中にも種類があり、大きく分けて「水系シーラー」と「
さらに、水系シーラーは合成樹脂エマルション型シーラー、
水系シーラーと溶剤シーラーの違いは、
匂いに関しては、やはり溶剤の方が強く感じます。
下地により水系、溶剤が分かれますが、
表には出ない下塗り材になりますが、
明日はシーラー以外の下塗り材をご紹介します。