下地調整について「下塗り材(フィラー)」
今日は下塗り材のフィラーをご紹介します。
フィラーはコンクリートやモルタルの下地に使われ、木製やサイディングボードには使用されません。
弾性、微弾性などの種類があり、細かいひび割れや小さな穴などを埋めてくれる働きがあります。
というのも、フィラーは弾性、つまり柔らかくなっており、さらに伸縮する特徴があるので、気温の変化による外壁の膨張収縮に耐えられますし、細かいひび割れくらいなら伸びてカバーできるのです。
また、防水性も有していて、仕上げ塗装からの浸水も下地へ影響を及ぼさないようにしてくれます。
性能としては、断熱性をもつ物や密着性を重視した物も製品として開発されています。
シーラーと比べ、厚い塗膜になり、塗装用具によっては以前と違う模様を出したりもできますし、平らな面を保つこともできます。