塗装で使うローラーの種類はご存じですか?
こんにちは!
昨日のブログでは刷毛についてご紹介しましたが、広い場所を塗る際は刷毛ではなく、ローラーを使った方が効率がよく塗装できます。
ローラーには様々な種類があって、用途によって使い分けます。
今日はローラーの種類について、ご紹介していきます。
〇ハンドル・ローラーの大きさ
ローラーはハンドル(持ち手部分)とローラー部分(塗装する毛部分)に分けられます。
ハンドルにはスモール、ミドル、レギュラーの3種類の大きさがあり、スモールは小さな範囲を塗るときや、最後の手直しなどの細かい作業に向いており、使うローラーは直径4~6インチのサイズが主なものになります。
ミドルサイズはスモールよりも少し広い範囲を塗る際に使用し、7インチのローラーが主に使用されます。屋内外どちらでも使われるサイズになります。
レギュラーは広範囲の塗装に向いていて、外壁塗装の際に多く用いられてます。ローラーは9インチまでの物が主なもので、ローラーとの結合部分は幅広の骨組みがあり、レギュラーに関しては幅広の結合ができるローラーを選ぶ必要があります。
ローラーは毛のついたウールローラー(写真左)、穴の開いたポリウレタン系のスポンジ素材のローラー(写真右)があります。
短毛・中毛・長毛などの種類があり、平坦な場所は短毛、凹凸が大きい場所は長毛と塗装面の状況によって使い分けます。
例えば、平坦な木部の塗装は短毛、パターン付けのされてる凸凹な場所には中毛や長毛など、塗料がきちんと塗布されるようローラーの毛の長さを変えます。
DIYが流行って、ご自分で施工される方が増えてきてますが、ローラーで施工されるときは溝を気にして、溝が深い場合は長毛のものを使うようにしましょう。