目に見えない部分が怖い!雨漏りを調べる漏水調査
昨日のブログで雨漏りについてのお話をしました。
その中で雨漏りは目に見えない建物内部での腐食などが怖いことをお話しました。
今日はその雨漏りが起きている箇所を発見する方法をご紹介します。
●目視
まずは目での確認です。雨漏り個所から大まかな場所を特定します。
外壁のひび割れや屋根の不具合などがないか、チェックしていきます。
ちなみに、屋根などの高所はお客様が上るのは危険なので、必ず業者に上ってもらって診てもらいましょう。
●散水試験
雨漏りかもしれない場所にホースなどで水を当てて、水漏れ状況を確認します。水を当てる部分をずらして、ピンポイントで漏水部分を発見いたします。
すぐに症状は出てこないので、時間をかけて水を当てる必要があります。使う水に関してはお客様の水道を使用させて頂きますので、予めご承諾いただいてから行います。
●サーモグラフィ
外壁などの内部の調査のために赤外線による温度の変化をサーモグラフィで確認します。水が入り込んでいる場所については他の箇所よりも温度が低くなる傾向があるので、そこが雨漏り箇所になります。
今日上げている右の写真の青い部分が温度が低いことを表していて、そこから雨漏りをしていました。
雨漏りの調査は上記のような方法で行います。
しかし、中々見つからなかったり、複数の場所から雨漏りがしている事例も多々あり、漏水個所を探すのは、プロでも難しい調査になります。
もしも雨漏りの疑いがあるときはきちんと業者に相談をして、適切な調査をすることをおすすめします。
また、台風の後などに発生した雨漏りについては『火災保険』を適用できる場合があるので、費用面で心配な方はこのことも含めて相談してみましょう。