業者選びの参考に!塗装関係の資格① 塗装技能士
本日は塗装関係の資格「塗装技能士」についてお話をします。
たくさん業者があって悩んでしまう、という方に、選考の基準の一つとして参考にしてください。
●塗装技能士
塗装技能士とは技能検定制度というものの一種で、厚生労働上が主催の国家資格の一つになります。
試験は実技、学科の2項目に分かれていて、それぞれ合格すると、塗装技能士として認められます。
1級から3級まであり、受験資格として3級は実務経験6か月以上、2級は経験が年以上、1級は経験7年以上がないと受けられないので、1級に合格した職人は少なくとも7年以上の経験を持つことになります。
検定試験は4種類あり、「木工塗装作業」、「建築塗装作業」、「金属塗装作業」、「噴霧塗装作業」、「鋼橋塗装作業」に分かれているが、それぞれ個々の名称を書いていることは少なく、ホームページなどに記載されているのは、「1級塗装技能士」「2級塗装技能士」と表記されています。
弊社のような外壁塗装関連の会社ですと、「建築塗装作業」についての試験を受けますし、造船や車などは「金属塗装作業」など、業種ごとに受ける種類が変わってきます。
国家資格なので受験者も多いですが、合格率は1級で50パーセントとなっており、狭き門の資格となります。
1級塗装技能士と表記されている会社は多いかもしれませんが、きちんと経験を積んだ職人がいるという証拠なので、業者選びの基準の一つとして参考にしてください。