業者選びの参考に!塗装関係の資格④ 有機溶剤作業主任者
本日は「有機溶剤作業主任者」という資格をご紹介します。
●有機溶剤作業主任者
ガソリンやアルコールなどの有機溶剤は間違った扱いをすると、大変な大事故に発生する危険性があります。
実際、工場などの爆発事故というのはなくなっていないのは、化学製品である有機溶剤が原因だからです。
工場などは大量に有機溶剤を取り扱うので、取り扱いを学んだ人が管理する必要があり、それが「有機溶剤作業主任者」になります。
工場や印刷会社、クリーニング店などの仕事でも必要になりますので、塗装以外の職種でもお持ちの人はいます。
そもそも有機溶剤とは、有機物化合物で作られている溶剤のことで、他の物質を溶かすときに使う液体のことを言います。
塗装も油性塗料を溶剤で溶かして使います。これも有機溶剤を取り扱っている状態になるので、外壁塗装の会社も持っていた方がいい資格になります。
また、要件にもよりますが、屋内作業をする際に有機溶剤から発生するガスなどが人体に影響を与えないよう、環境や対策などを指示したり、検査、管理を行うのも役割となっています。
塗装は塗料という化学製品ですので、取り扱い方を間違えると人体に影響を及ぼす事故を起こしかねません。
屋外ならともかく、屋内となるときちんと管理をしないと事故になりかねません。
正しい工法で塗装を行うのが弊社のモットーですが、安全に配慮してお客様の安心をお届けすることも大変重要だと考えております。
外壁塗装は様々な危険を伴う作業も多いので、以前紹介した足場も含めて、塗料に関する安全性の管理も重要な義務だと考えております。