塗装に関する資格⑨ 自然災害調査士
「自然災害調査士」についてお話していきます。
●自然災害調査士について
自然災害調査士は自然災害による建物の被害や保険に関する専門知識を学び、災害に関する深い知識を持って復興などのアドバイザーのことです。
それに加え、被害に対する正しい修復や義援金や支援金の活用の仕方や、正しい建築業者などの見分け方や、ボランティアの知識があります。
近年増加した大規模地震・台風などの自然災害により、日本の家屋は非常に過酷な状況に置かれています。
特に屋根は常に雨や風、紫外線の影響を受け続けており、台風の際に被害が特に多く出る箇所になります。破損により、雨漏りや天井の雨染みなどに繋がりますし、さらに家屋倒壊に発展することがあります。
このような状況で家屋を長持ちさせるためには定期的な調査とメンテナンスが必要不可欠です。
自然災害調査士は家屋の定期的なメンテナンスを行うことで、健康を守ることで、自然災害被害や経年劣化した箇所などがないかをチェックしていきます。
自然災害調査士の協会は、独自のチェックシートを設け、家屋の健康診断を行い、複数の自然災害によるものなのか劣化なのか、はたまたその双方の原因なのかを判断します。
こうすることで、自然災害による保険適用の運用をより円滑に、正確に行うことができます。
千葉県では2019年の台風被害は記憶に新しいですが、こうした被害に対して詐欺被害が横行しており、ブルーシートを敷くだけで高額な金額を請求するなど我々の業界では悲しい出来事が起きており、大変心苦しく思っていました。
こうした被害に迅速かつ正確に対応できるよう、自然災害調査士が活躍できると思っています。
そのため、弊社では年々増えつつある自然災害に対応できるよう、自然災害調査士の資格をとり、また悲しい出来事が起きないように邁進していこうと思っております。