建物の劣化の原因について
今日は建物の経年劣化の原因をご紹介します。
劣化とは、家屋の各部材のもつ材質が変化し、機能低下を起こす現象をいい、その中でも時間経過によって生じた劣化のことを経年劣化いいます。
気候などに晒されることで経年劣化は生じますが、放置することで破損に繋がってしまいます。
①紫外線
家屋の各部材は、太陽光などに含まれる紫外線に晒されることで経年劣化が生じます。
②温度変化
建物の各部材は、寒暖差にさらされ続けることで経年劣化が生じます。
建物の外面は、私たちが想像する以上に過酷な状況に置かれています。例えば北海道の気温は、冬はマイナス20℃、夏は30℃以上まで上がります。つまり、一年で50℃の寒暖差の影響を受けていることになります。
③部材の組み合わせ
家屋の各部材に用いられている素材同士で化学変化が起こる場合があります。また、屋根材などを重いものにしていると、柱などに少なからず圧が掛かるので、それが原因で経年劣化を起こす場合があります。
④生物
木材に水が染み込むと柔らかくなり、それを食材にするシロアリが発生します。シロアリは床下などの建物の下部や土台部分に見られます。
主な経年劣化の原因をご紹介しました。
すべて、建物の全体に影響を及ぼす可能性があるものばかりで、こうした原因があって、外壁や屋根のひび割れや剥離などに繋がります。
どれも予防などは難しいものばかりので、建物は常にこうした劣化原因に晒され続けているのです。
劣化が見受けらたら、劣化は放置する限り進行、悪化します。
劣化が広がれば破損することになり、外壁の交換や屋根の葺き替えなどを行わなくてはならない状況に陥ってしまうことになります。
もしも建物に劣化症状が現れたら、放置せずに業者に相談することをおすすめします。
ヨシオカでも建物に関するご相談は受け付けておりますので、お気軽にお声お掛けください。