塗料は1回塗ればいいわけじゃない!「3回塗りにについて」
本日は塗装の工程における「3回塗り」についてご紹介します。
塗料が効果を最大限発揮するようには、基準を守って施工することが重要です。
塗料は基本的に、下塗り、中塗り、上塗りの計3回重ね塗りを行います。
(塗料によっては、4回や5回塗りのものもあります)
また、屋根塗装の場合は、以前お話したタスペーサーを屋根板の間に挿⼊します。
よくHPなどで紹介されるシリコンやフッ素という塗料は、塗装作業工程の中塗り、上塗りで使用する塗料のことをいい、下塗り用塗料は、外壁・屋根のダメージ状況に応じて適切なものを使い分ける必要があるため、建物の状態によって変わってきます。
つまり、下塗り塗料の選択を間違えてしまうと、上塗り塗料に耐候性の高い塗料を使用しても、早々に塗膜剥離を起こしたり、塗装前のダメージを十分にカバーできなかったり…
といった可能性があるため、適切な下塗り塗料を選ぶことが大切です。
下塗りと中塗り・上塗りで使う塗料の違いについてご理解いただけたと思いますので、次に、それぞれの役割をご説明します。
また、屋根塗装の場合は、以前お話したタスペーサーを屋根板の間に挿⼊します。
よくHPなどで紹介されるシリコンやフッ素という塗料は、塗装作業工程の中塗り、上塗りで使用する塗料のことをいい、下塗り用塗料は、外壁・屋根のダメージ状況に応じて適切なものを使い分ける必要があるため、建物の状態によって変わってきます。
つまり、下塗り塗料の選択を間違えてしまうと、上塗り塗料に耐候性の高い塗料を使用しても、早々に塗膜剥離を起こしたり、塗装前のダメージを十分にカバーできなかったり…
といった可能性があるため、適切な下塗り塗料を選ぶことが大切です。
下塗りと中塗り・上塗りで使う塗料の違いについてご理解いただけたと思いますので、次に、それぞれの役割をご説明します。
①下塗り
現在の外壁・屋根の状態をきれいな状態に慣らし、中塗り、上塗り塗料の密着性を高め、ムラなく塗装できるようにするための塗装。細かいクラックなどは弾性塗料で補修します。
また、思い通りの色に仕上げる役割もあります。
例えば、大きく色が変わる塗装だった場合、白色などの下塗り材で元の色を隠してから上に塗る方法をとります。
また、思い通りの色に仕上げる役割もあります。
例えば、大きく色が変わる塗装だった場合、白色などの下塗り材で元の色を隠してから上に塗る方法をとります。
②中塗り
実際の仕上がりの塗料を塗っていきます。(上塗り塗料と同じものを使用します。)
下塗り塗料の上に塗布することで下塗り塗料の色を消し、上塗り塗料との密着性を高めるために中塗りを行います。
下塗り塗料の上に塗布することで下塗り塗料の色を消し、上塗り塗料との密着性を高めるために中塗りを行います。
③上塗り
最後に、上塗りです。
最も目に触れる仕上げ塗りになり、塗りもれ、⾊ムラなどがないように細心の注意を払って、塗装を行います。
仕上げ塗料を中塗りと上塗りの2回に分ける事で、塗料の性能を発揮し、雨や紫外線に強く、耐久性の高い外壁や屋根に仕上げることが出来るのです。
塗装はこのように一回塗るだけなく、重ね塗りを行って、塗膜を形成し、機能を発揮します。
しかし、悪徳な業者は材料代を安くするために工程を一つ減らして塗装を行うことがあります。
それでは既定の塗膜は形成されず、塗装を行う意味がありません。
外壁塗装を行う際は、お見積書に3回塗りを行うか、施工中の写真をもらえるかなど確認をしましょう。