本日は『ベランダ防水』についてご紹介します。

内容としては、ベランダ防水の必要性・防水のタイミングについてのお話になります。

それではさっそく内容に移っていきたいと思います。

【ベランダ防水の必要性】
建物の塗装は、外壁塗装・屋根塗装だけでなく、ベランダの防水塗装も重要になります。
新築時にベランダの床にも防止機能がありますが、経年による劣化で機能が低下し、雨漏りが発生してしまう恐れがあります。

屋根のない直接雨水を受けてしまうベランダのお家は要注意です。

平面に見えますが、ベランダにも勾配（傾斜）があり、ドレンと呼ばれる排水部分から水が雨樋へ流れるような仕組みになっています。

水が流れるなら防水塗装は必要なさそう、と思われますが、直接雨水を受ける屋根などの勾配と比べるとほとんど勾配がありません。

また、排水口であるドレンも大きくはないので、ゴミや落ち葉などが溜まりやすく、詰まってしまい排水機能も失ってしまいます。

少しの勾配とドレンがあることで水が流れる仕組みになりますが、防水塗装があるからこそ、水をはじき、床に溜まらないようにしています。

防水塗装をしておかないと水が溜まったり床に水分が浸み込みやすくなったりして、雨漏りの発生原因となってしまうのです。
ベランダ防水はベランダ部分の雨漏りを防ぐために必要です。

【ベランダ防水をするのタイミング】
ベランダ防水は外壁塗装や屋根塗装同時に行うことが多いです。

外壁塗装工事には足場を架設しますので、２階や３階部分のベランダが塗装しやすく同時に頼まれる方が多いです。

はしごを使う方法もありますが、ベランダ防水塗装が必要ということは外壁・屋根も防水機能が低下しているので同時に行えば、何度も足場を立ててしまって余計な出費をしてしまうことはありません。

外壁・屋根の理想の塗り替え時期というのは築約１０年と言われており、同じようにベランダ防水も大体の目安として築１０年前後です。
なぜ１０年前後かというと新築時にされている防水加工は初期費用を抑えるために短い耐用年数のものでされていることが多いからです。

建物の外壁塗装をご検討の際は同時に防水の工事も検討したほうがいいです。

実際外壁塗装工事と防水工事を同時に行うことは多く、足場以外にも養生費や洗浄などが一回で済むので、外壁塗装を行う際は、ベランダの防水工事もご検討ください。

ヨシオカでもベランダや屋上などの防水工事を行いましたので、何かお困りのことがありましたら、お気軽にご連絡下さい。