外壁塗装によくあるトラブル ~工事中のトラブル~
近隣の家から、騒音に対して苦情が入った
騒音は足場の組み立てや、高圧洗浄などで発生する可能性があります。
また近隣トラブルは騒音以外にも、職人の態度や駐車場所などのクレームが想定されます。
通常は工事前に業者からも近隣の住宅などへは挨拶や工事の案内が行くものですが、やはり礼儀や近所付き合いも考えると依頼主が自ら事前に挨拶に行くのが望ましいでしょう。
もしも工事の苦情が原因で、近隣トラブルがもつれてしまうと、最悪の場合は弁護士に相談などといった大ごとになりかねません。
解決方法
- あなた自身がお詫びに行く。訪問がはばかられる場合、お詫びの電話をする
予防方法
- 工事開始に挨拶を済ませておく
- 挨拶時に、工事の音やニオイの出る期間を説明しておく
隣家から、塗料の飛び散りについて苦情が入った
業者のミスで近隣の住民に被害が出てしまった場合は、しっかり業者に責任を取ってもらうようにしましょう。塗装業者も通常、万が一の事故に備えて損害保険に加入しています。
業者によっては自社で独自の保険を設けております。
予防方法
- 業者に、注意を払うよう日頃から伝えておく
- 大切なもの、貴重なものは事前にお願いして移動してもらう
自宅の車や植木を汚された・壊された
業者のミスで工事範囲外の建物や家財にが起きた場合は、業者に清掃や弁償をしてもらいましょう。
塗装業者も、万が一の事故に備えて損害保険に加入しているので、さほど心配はありません。
業者にも悪気はない場合がほとんどですので、まずは怒りをおさえてやんわりと指摘しましょう。
また、指摘する前に証拠を保全しておくと安心です。
解決方法
- 汚損・破損を写真に残しておく。確度を変えて、複数枚がよい
- 業者に汚損・破損があったことを、まずはやんわりと指摘する
予防方法
- 動かせるものは、汚されない場所に移動しておく
- 着工前に業者に念を押す、大事な物が置いてあることを伝える
相場より安すぎる業者、大幅値引きをうたう業者とは契約しない
前金の支払をしたのに業者が倒産した・逃げてしまった
基本的に前払いを要求する業者は資金繰りがうまくいっていない可能性も高く、信頼性にも欠けることが多いです。
解決方法
- 消費者センターに連絡のうえ、近隣の事例をたずねる
- 民事や、詐欺での刑事訴訟も検討
予防方法
- 施工費用の支払いタイミングを業者に事前に尋ねる
- 全てを前金払いで要求する業者とは契約しないく
- 業者名でネット検索し、創業してからの年数や評判を調べておく