放置することでデメリットしかない「空き家について」①
もし、あなたも放置したままの空き家を抱えている場合、実は大きなお金を支払うことになったり、トラブルになってしまう恐れがあるんです。
知らず知らずのうちに大きな問題へと発展させないためにも、空き家をそのまま放っておくと発生するデメリットや、空き家になってしまったお家の対処法を、ご紹介します。
〇劣化が進む
空き家は、換気不足によって湿気溜まりやすくなり、カビやコケなどの繁殖やシロアリなど害虫の発生にも繋がって、どんどん劣化が進んでしまいます。
外壁や屋根の塗装が劣化すると、お家の防水機能が失われて、雨水や湿気が外壁材や屋根材の内部にまで浸透してしまうことで、雨漏りやお家全体の腐食が進み、ボロボロになってしまうこともあります。
お家の骨組みまで劣化が進んでしまうほど空き家を放置すると、そのお家にもう一度住んだり、賃貸物件として利用することもできなくなってしまい、メンテナンスをしようと思っても、大規模な修繕が必要になる可能性があるんです。
〇資産価値が下がる
資産価値とは戸建ての場合、「建物の価値」と「土地の価値」のことを指し、資産価値は年を重ねるごとに下がってきます。
さらに、資産価値は築年数だけでなくお家の傷み具合によっても変動するため、劣化が進んでいるほど資産価値は下がってしまうので、空き家を売却しようとしたら、思っていたより売却価格が安かったという場合もあります。
また、お家の資産価値を考えるときに大切なのが「法定耐用年数」というもので、お家の構造によって以下のように定められています。
〇税金の支払い
あなたが空き家を所有している場合、たとえ空き家を使っていなくても、固定資産税という土地や建物に関する税金を支払う必要がありますが、固定資産税には、土地に建物が建っているだけで税額が最大6分の1になるという優遇措置があります。
あなたが空き家を所有している場合、たとえ空き家を使っていなくても、固定資産税という土地や建物に関する税金を支払う必要がありますが、固定資産税には、土地に建物が建っているだけで税額が最大6分の1になるという優遇措置があります。
ここまで空き家にしてしまうことで起こるデメリットについてご紹介をしました。
空き家を放置してしまうことで、メリットはなく、デメリットの方が大きく出てしまいます。
明日は空き家の管理についてのお話をご紹介します。