先日の現地調査に関するご紹介を致します。

窓枠、勝手口の付近にクラックが見られました。
こうした窓枠付近のクラックの症例はよくあります。

建物の柱が外壁の内側全てに対し均等に割り当てられていれば問題ないのですが構造上、窓や玄関などといった開口部分は組み込まれておりません。

窓部分に関しても、柱のない『スカスカ』な部分になります。

そこにサッシ枠などをはめ込んで窓が設置されていますので、いわゆる脆弱な場所なのです。

こうした理由から、窓周辺は屋根などの重みを分散化できにくい構造となっており、振動や重力をまともに受けてしまうため壁面に亀裂が入りやすいと言えるでしょう。

こうしたクラックに関しては、小さなものなら上から塗料を塗り、大きなものならコーキングを打設してから塗装を行って補習を行います。
あまりに大きく損傷してしまっている場合は、サイディングの交換をしなくてはならなくなってしまいます。
早めに行えば塗装工事で終わるので、気になる箇所があれば早めに業者へ相談するようにしましょう。