「屋根の中塗り」を行いました。

中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料になります。

なぜ2回塗るかというと、まずは塗料がまんべんなく塗られることで美観が映えます。

これについてはやはり気にされる方が多く、ツヤや色の出方はきちんと中塗り、上塗りと2回塗ってあるかではっきりと変わってきます。

もう一つは機能性を引き出すためです。

下地に水を浸透させないために防水性を持たせたり、地震に耐えられるよう伸縮性を持たせたり、塗料の機能を発揮させるためには塗料の膜を既定の厚さまで塗る必要があります。

これを一度で行うと塗料が垂れたりなどして、見栄えも悪く、なにより塗料の厚みが変わってきてしまいます。

そのため2回塗って、既定の塗膜の厚さを形成させるのです。

この3回塗りの作業ですが、正しい施工を行わず2回塗りで済ませてしまう悪徳な業者もあります。

材料費を浮かせて利益に計上したり、施工費を他社よりも安く見せて契約を結ぶのが目的です。

塗装を行う場合は、きちんと3回塗りの塗料で正しい施工を行っているのか、お値段が他社よりもあまりに安いなどで気になった場合、業者へ聞いた方が良いかもしれません。

ほとんどの業者が規定通りかもしれませんが、中にはそうした業者もいますので、お気を付けください・

今日も一日宜しくお願いします！！

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