施工実績
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- 塗装に使う刷毛って種類があるの?
- DIYなどで塗装をするときに刷毛を利用される方が多いと思いますが、刷毛にも様々な種類があるって知ってましたか?<div>どの刷毛でも同じだろうと、塗料やニスなどの種類によって刷毛を使い分けないと、大変なことになってしまいます。</div><div>今日は刷毛のことと、水性塗料と油性塗料に使用される刷毛についてお話します。</div><div><br></div><div>そもそも刷毛は、塗装の際に塗料を塗る道具の一つで、ヤギや馬、豚などの動物の毛や化学繊維で作られていて、毛質によって塗った場所の刷毛目の残り具合が違ってきます。</div><div>先述したように水性塗料用や油性塗料用、ニス用などの刷毛の種類があり、大きな分類ではローラーも形状は異なりますが含まれる時もあります。</div><div><br></div><div>水性塗料を塗る刷毛は、柔らかいものが特徴で、白い色の刷毛が多いです。</div><div>動物の毛と化学繊維を混ぜた刷毛で、塗料を多く吸い込み、毛が抜けにくい耐久性が優れている特徴があります。</div><div><br></div><div>油性塗料を塗る刷毛はしっかりとして固めなのが特徴で、黒や茶色の物が多いです。</div><div>動物の毛や化学繊維の毛が使われており、塗料の伸びが良く、狭い個所を塗装することも考えて、毛がまとまっていて広がらないものを選んだ方が作業がしやすいです。</div><div><br></div><div>刷毛に水性、油性と表記されていれば、それぞれ使用すれば問題はありません。</div><div>しかし、速乾性のある水性塗料を動物性の毛で塗ってしまうと、刷毛が固まってしまい、毛が抜けやすくなってしまい、刷毛がすぐダメになったり、塗布面が汚く残ってしまったり、強く押し付けないと塗れないので毛が多く残ってしまったりなどの不良が発生します。</div><div><br></div><div>一口に刷毛と言っても様々な種類があり、製造しているメーカーも様々なので、毛質は本当に変わってきます。</div><div>塗装をご自分で行う際は、水性や油性などの塗料によって、刷毛を使い分けて、塗装の不良が起きないように気を付けてください。</div><div>それと、油性で使った刷毛を水性で使ったり、水性で使った刷毛を油性で使ったりなど、塗料は混ぜないようにしましょう。</div><div>明日は刷毛の手入れについてお話をします。</div>
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- 屋根裏にご用心!
- 先日、<wbr>四街道市の方でとあるお悩みで屋根裏の調査をご依頼頂きました。<br>屋根裏に上り、暗い内部をライトで照らすと、<wbr>屋根裏部屋の隅の方に山積みになっているものが…。<br>動物の糞です…<br>おそらくハクビシンのものと思われます。<br>ここ数ヵ月間、夜な夜な足音らしき音が聞こえたらしく、<wbr>普段は夜に使わない離れのような部屋なので、<wbr>発見が遅くなってしまったようです。<br><br>そのまま放置してしまうと、糞のある場所(今回は天井板)<wbr>が腐ってしまうので、それを除去して、<wbr>出入りしていたであろう箇所を網で覆って入ってこれないようにし<wbr>ました。<br>野生の動物は人を傷付ける可能性もありますし、<wbr>建物内部へ侵入して、今回のような糞害も多くあります。<br>さらに衛生面も良くありませんので、<wbr>天井裏や床下で違和感がありましたら、<wbr>お早めにご相談してください。
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- 現地調査【屋根について】
- 現地調査で屋根の調査を行いました。<div><br></div><div>【現況】</div><div>コケや藻などが見られ、ひび割れもいくつか見られました。</div><div><br></div><div>【症状】</div><div>コケや藻などは日陰になりやすい建物の北側などに生えやすい傾向があります。</div><div>コケや藻は水分を含んでいるので、外壁や屋根などに付着していると常にその部分が湿気を帯びている状態なので、他と比べて傷みが早くなってしまいます。</div><div>経年により生えてきてしまいますが、定期的に洗浄することで取り除くこともできます。</div><div><br></div><div>屋根のヒビは隙間から水が入って、放置することで屋根材に水が浸透してしまいます。</div><div>スレート瓦の下には防水シートが施工されているので、すぐに屋根材には浸透しませんが、放置してしまうことで防水シートも傷んで、ゆくゆくは雨漏りなどになってしまします。</div><div><br></div><div>【対策】</div><div>コケや藻は塗装工事を行う前に高圧洗浄により落としてから塗装を行います。</div><div>スレートのヒビはコーキングで補修を行ってから塗装を行います。</div>
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- 現地調査【外壁のひび割れ(クラック)】
- <div>おはようございます。</div>先日、現地調査にお伺いしました。<div><br></div><div>【現況】</div><div>外壁にひび割れがいくつか見られました。</div><div>【症状】</div><div>クラックは0.3㎜未満のヘアークラック、0.3㎜~1.0㎜のクラック、1.0㎜を超えるクラックに分けられます。大きさによって緊急性や補修方法が異なります。</div><div>1.0㎜を超えるような大きなクラックの補修の場合は、カットシーリング工法というサンダーでクラックをV字に溝を掘ってからシーリングやセメントを塗布する工法を用いますので、大きな工事になる可能性があります。</div><div>【対策】</div><div>今回のクラックは1.0㎜を超えるものではなかったので、上から塗料を塗布する、またはコーキングを打設することで補修できる旨をお話しました</div>
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- 現地調査【コーキングについて】
- 現地調査にお伺いしました。<div><br></div><div>【現況】</div><div>コーキング周りの塗装部分が他の箇所と比べて変色してしまっていました。</div><div>【症状】</div><div>コーキング材に含まれる可塑剤が経年によりコーキングから滲み出してしまい、それが塗料と化学反応を起こしてしまい、色褪せたような状態になってしまいます。</div><div>【対策】</div><div>ブリード現象を引き起こしてしまう可塑剤が含まれていない『ノンブリードタイプ』のコーキング材を打ち換えることで、上から塗装を行っても、ブリード現象が起こらないようになります。</div>
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- 現地調査へ伺いました(コーキングについて)
- 建物の現地調査へお伺いをしました。<div>以前施工をして頂いたお客様のご紹介で、建物全体の塗装をお考えとのことです。</div><div><br></div><div>【現状】</div><div>外壁の壁材として使われているサイディングボードの間の目地に施工されているコーキングが剥離、ひび割れ等の劣化が起きていました。</div><div>【コーキングについて】</div><div>建物は柱を基礎として、その周りに外壁としてサイディングボードなどが覆ってます。そのサイディングボードの間は隙間になっており、水が入るのを防ぐために隙間へコーキング材(シーリング)を施工します。</div><div>劣化した状態のコーキングは隙間が空いている状態なので、劣化を放置してしまうことで隙間から水が浸入して、柱や基礎などの建材が腐食してしまいます。</div><div>【対策】</div><div>コーキングは経年により劣化しますので、定期的に打ち換える(前のコーキングを撤去して、新しいコーキングを施工する)必要があります。</div>
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- 下地調整について『下塗り材(サーフェイサー・バインダー)』
- <p>今日はサーフェイサーとバインダーについてご紹介します。</p><p><br></p><p>『サーフェイサー』</p><p>サーフェイサーは、厳密には下塗りではなく中塗りに用いる塗料です。</p> <p>サーフェイサーには下塗り塗料そのものを微調整する効果があります。</p><p>例えば、一層目の下塗りで凹凸が完全にカバーできなくても中塗りにサーフェイサーを使えば、仕上げ塗料を使うときには凹凸のない滑らかな下地面ができあがります。</p><p>なお、下塗り塗料を塗らずに第一層目から使えるサーフェイサーや、プライマーの役目も兼ね備えた「プラサフ」などの種類も登場しています。</p><p><br></p><p>『バインダー』</p><p>シーラーとよく似た性質の下地材ですが、シーラーが、吸い込みが激しい下地の吸い込み防止のために使われるのに対し、バインダーは吸い込みが起きない下地にしっかり上塗り塗料を定着させるために使います。 <br></p><p>バインダーは、「つなぎ」とも呼ばれており、染料や顔料をしっかりと結合する役目を果たし、簡単には塗料が剥がれないようになっています。 <br></p><div>塗料に含まれる染料や顔料は塗料の主成分ではありませんが、しっかりと塗装面に密着していないとすぐに剥がれてしまいます。</div><p> バインダーを使うと塗膜や塗装面としっかりと密着し、剥がれにくくなりますし、塗装面を保護する働きも強化されます。</p>
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- 下地調整について「下塗り材(プライマー)」
- 本日は外壁塗装のプライマーについてご紹介いたします。<div>プライマーとは英語の「primary(最初の)」という語源から来ており、最初に塗るということから来ています。</div><div>コーキングでも打設をする前にプライマーを塗布しますが、それと同じで外壁塗装は三回塗りが一般的で、一回目の下塗りでプライマーを塗って、その上に中塗り、上塗りと仕上げ塗装を行います。</div><div>ガラスや金属などはそのまま塗料を塗っても密着しませんが、専用のプライマーを塗ることで下地を滑らかにしたり、つるつるできちんと密着しない場所を整えて、塗装が行えるようになります。</div><div>プライマーには水性と油性があり、水性は吸い込みが少なく、劣化の少ない下地に向いていて、塗装の際に臭いが少ないのが特徴です。油性と比べて片付けの手間が少ないので、DIYなどで使用する際にはおすすめです。</div><div>油性に関しては密着性に優れていて、比較的劣化の多い下地に使用すのに向いており、乾燥時間が1時間ほどと短く済むので作業効率が良く進みます。デメリットとしては臭いが気になり、必ず施工前に近隣に挨拶をしましょう。</div><div>プライマーには防錆びの効果を持つ種類のものがあり、ワイヤーブラシやサンドペーパーで錆を落としてから塗装を行うのが主流ですが、下地を傷めてしまうおそれがあり、現在では錆の上から塗れるものも開発されてきました。</div><div><br></div><div>数回にわたり、シーラー、フィラー、プライマーについてご紹介をしてきました。</div><div>明日はその他の下塗り材についてご紹介をしていきます。</div>
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- 下地調整について「下塗り材(フィラー)」
- <div dir="auto">今日は下塗り材のフィラーをご紹介します。</div><div dir="auto">フィラーはコンクリートやモルタルの下地に使われ、<wbr>木製やサイディングボードには使用されません。</div><div dir="auto">弾性、微弾性などの種類があり、<wbr>細かいひび割れや小さな穴などを埋めてくれる働きがあります。</div><div dir="auto">というのも、フィラーは弾性、つまり柔らかくなっており、<wbr>さらに伸縮する特徴があるので、<wbr>気温の変化による外壁の膨張収縮に耐えられますし、<wbr>細かいひび割れくらいなら伸びてカバーできるのです。</div><div dir="auto">また、防水性も有していて、<wbr>仕上げ塗装からの浸水も下地へ影響を及ぼさないようにしてくれま<wbr>す。</div><div dir="auto">性能としては、<wbr>断熱性をもつ物や密着性を重視した物も製品として開発されていま<wbr>す。</div><div dir="auto">シーラーと比べ、厚い塗膜になり、<wbr>塗装用具によっては以前と違う模様を出したりもできますし、<wbr>平らな面を保つこともできます。</div>
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- 下地調整について(下塗り材「シーラー」)
- 今日は下塗り材の「シーラー」という材料についてお話をします。<br><br>シーラーは塗料などが吸い込みやすい下地に塗布することで仕上げ<wbr>塗料が吸い込まれないよう防ぐ役割があります。<br>シーラーの中にも種類があり、大きく分けて「水系シーラー」と「<wbr>溶剤シーラー」があって、それぞれ水性の仕上げ塗装の場合は「<wbr>水系シーラー」、油性の仕上げ塗装の場合は「溶剤シーラー」<wbr>を使用します。この性質が違うものを使用してしまうと、<wbr>塗装後に塗膜の剥離などの不具合が発生してしまいます。<br>さらに、水系シーラーは合成樹脂エマルション型シーラー、<wbr>溶剤シーラーには熱可塑性合成樹脂系溶液型シーラーと溶剤型熱硬<wbr>化性(反応硬化型)合成樹脂シーラーという呼ばれ方もします。<br><br>水系シーラーと溶剤シーラーの違いは、<wbr>乾燥時間が下地や気候にも変化しますが、水系は3~4時間、<wbr>溶剤は30~60分くらいが平均とされており、<wbr>溶剤の方が早く乾きます。<br>匂いに関しては、やはり溶剤の方が強く感じます。<br>下地により水系、溶剤が分かれますが、<wbr>どちらでも使える下地の時は劣化が激しい場合は溶剤を使用されま<wbr>す。<br><br>表には出ない下塗り材になりますが、<wbr>塗装の仕上がりが左右されてしまう大事な材料になります。<br>明日はシーラー以外の下塗り材をご紹介します。