施工実績
- コーキング材のご紹介「オートンイクシード」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日は「オートンイクシード」というコーキングについてお話していきます。</div></div><div><br></div><div>多くのコーキング材には柔軟性や対候性を持たせるために「可塑剤」という添加薬品が使用されていて、この可塑剤が経年により流出して硬化や肉やせを引き起こしてしまいます。</div><div>この可塑剤はおおむね10年ほどでなくなってしまうので、コーキングの寿命が10年ほどになってしまいます。</div><div>オートンイクシードはこの可塑剤を使用せず、また、他のシーリング材に比べて柔らかくひび割れがしにくいのが特徴で、「LSポリマー」という素材が経年劣化による硬化を防ぎ長時間の柔らかさを維持するため、期待耐用年数は20年以上あります。</div><div>ひび割れたり剥離の原因となる紫外線や水分などに対する耐性を調べるために、耐候性試験機(SWOM)という機械で長期間のテストをして、6000時間という高耐候性の結果を出しました。</div><div>デメリットとしては、他のコーキング材に比べて乾燥時間を要するので、施工期間が長くなってしまうことが挙げられます。</div><div><br></div><div>現在、長期間の期待耐用年数が見込まれている塗料が多く出ています。コーキングもそれに合わせた耐用年数の物を選んだほうがいいです。</div><div>外壁の塗料が長持ちをしても、コーキングが先にダメになってしまっては、コーキングだけで足場を架設して工事をすることになってしまいます。</div><div>長期間の塗料を選ぶ際は、コーキングもそうですし、屋根の塗料も合わせて同じ期間の塗料を選んだ方がいいです。</div><div>オートンイクシードはそうした長期間の耐用年数の塗料と一緒に使用されることをおすすめします。</div>
- コーキングの用語「ボンドブレーカー」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日はコーキングに使われる「ボンドブレーカー」についてお話していきます。</div></div><div><br></div><div>ボンドブレーカーとは「絶縁テープ」とも呼ばれています。目地の底に着けるテープのことで、コーキングの3面接着を避けるための道具になります。</div><div>3面密着とは、目地の両端(左右)と目地底(奥側)の3面にコーキングが密着している状態になります。3面とも密着している分、長持ちをしそうな印象が浮かぶかもしれませんが、コーキングは壁材同士がぶつかるのを防ぐクッションの役割を果たしており、そもそも外壁材は人の目では気付かないほどですが、気温による膨張収縮を日々繰り返しております。外壁に密着しているコーキングも毎日この影響を受けてます。</div><div>コーキングは2方向から引っ張られたり押されたりする力には強いです。しかし。3方向から別の力を加えられてしまうとコーキングは耐えきれず、密着している部分が剥離をしてしまいます。</div><div>こうしたことが起こらないよう、目地底にボンドブレーカーを張ることで、コーキングを2面接着にします。</div><div>このようにボンドブレーカーはコーキングを維持するために重要な役割を持つ道具になります。</div>
- コーキングの用語「プライマー」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日はコーキングに使われる「プライマー」についてお話していきます。</div></div><div><br></div><div>プライマーとは、「最初に」という英語のprimaryが語源で、下塗り剤を総称して呼ばれています。</div><div>プライマーには下地と塗料が密着しやすいよう下地処理や表面処理の役割があり、下地と塗料をくっつける接着剤のような役割を果たしてます。</div><div>コーキングのプライマーも同様で、施工する箇所に塗布してコーキングを密着させます。</div><div>それ以外にも、施工面についている細かな埃を固めたり、下地材から出るアクを抑える役割もあります。</div><div>プライマーの施工を行わないと、コーキングが不完全な密着になり、剥離などの原因になってしまいます。そうなってしまっては、どんなにいい性能を持っていても、意味がなくなってしまいます。</div><div>塗料も同じですが、こうした不具合が発覚するのは、塗装を完了してから数年が経ったころです。</div><div>コーキングが少なかったりしたら見えるかもしれませんが、その下のプライマーは見ただけでは分からないので職人を信じるしかありません。</div><div>コーキングを施工する際は作業中の写真などできちんとプライマーを塗っているか確認しましょう。</div><div>そして、まずはこうした見えない作業も丁寧にこなしてくれる会社を見つけることが最も重要です。</div>
- コーキングの劣化④「欠落」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日はコーキングの劣化「欠落」についてお話していきます。</div></div><div><br></div><div>欠落とはコーキングがボロボロになり、落ちてしまっている状態です。</div><div>コーキングが劣化してひび割れや破断、剥離などの症状が出てたが放置してしまい、さらにコーキングが朽ちてしまったことが原因です。</div><div>すでに裏側も見えている状態なので、コーキングの役割である、外壁材同士の緩衝材(クッション)、防水効果などは果たせておりません。</div><div>欠落が起きた場合、すぐにコーキングの打ち替え工法(新しくコーキングを施工する工法)をおすすめします。</div><div>打ち替え工法の際、コーキングの撤去は残さず前コーキングを取り除かなければ、また剥離や欠落などの劣化に発展し、工事をした意味がなくなってしまいます。</div><div>可能であれば依頼した業者に施工中の写真を見せてもらって、残っているところがなかったかなどチェックしてみましょう。</div>
- コーキングの劣化③「剥離」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日はコーキングの劣化「剥離」についてお話していきます。</div></div><div><br></div><div>剥離はコーキングが接着している面が剥がれてしまうことです。</div><div>原因として考えられるのは、肉やせの進行など経年などによる劣化があります。また、密着面がきちんとくっついていなかったことが原因としてもあります。</div><div>密着していなかったとは、プライマーの乾きがちゃんとしていなかったり、雨などの湿気が原因で密着しなかったことが考えられます。</div><div>剥離は剥がれてしまったところから水が浸入して、内部へ湿気が溜まってしまうおそれがあります。そのっま放置してしまうと、建物の構造躯体などが腐食してしまったり、塗膜が湿気により剥離してしてしまうことがあります。</div><div>さらに、コーキング自体が湿気により腐食してしまい、欠落などの原因になることがあります。</div><div>コーキングの不具合は放置してしまうと、構造躯体の劣化に繋がりますので、何かあれば早めに業者へ相談してください。</div>
- コーキングの劣化②「破断」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日はコーキングの劣化「破断」についてお話していきます。</div></div><div><br></div><div>破断は、コーキングが裂けてしまっている状態です。</div><div>原因として考えられるのは、経年による劣化、寿命とされていて、長期間紫外線に晒されたことで弾力を失い、劣化してしまいます。</div><div>場合によってはすでに内部への浸水が始まっている可能性があります。このまま放置してしまうとサイディングの劣化、カビやコケなどが内部に発生したり、吸い込んだ水分がうまく逃げれず塗料の剥離などに繋がるおそれもあります。</div><div>コーキングは5から10年ほどの期待耐用年数と言われてきました。現在ではもう少し耐用年数が伸びたものも開発されましたが、当時のコーキングに関しては寿命を迎えています。</div><div>コーキングは弾力を取り戻したりしないので、劣化が表れるとさらに劣化が進むだけです。</div><div>もしもこうした症状を見つけましたら、業者へ相談してください。</div><div><br></div>
- コーキングの劣化①「ひび割れ」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日はコーキングの劣化「ひび割れ」についてお話していきます。</div></div> <p>ひび割れは、コーキングの表面に細かなひびが入っている状態です。</p><p>外壁材同士がぶつからないようにするためのクッションのような役割をコーキングは果たしていますが、それが経年によって硬化が進み、建物の揺れや温度による外壁材の膨張収縮に追従できなくなって、ひび割れが発生してしまいます。</p><p>今すぐに施工を行ったほうがいいという段階ではありませんが、経年による硬化なのでコーキングの機能性はなくなっているので、打ち替えをした方が良い時期にはなっています。</p><p>このまま放置してしまうと、更に劣化し、内部へ水が浸入して外壁材や柱への腐食へ発展してしまう恐れがあります。そうなると外壁材の交換工事などの大規模な工事になるおそれがあります。</p><p>こうしたひび割れの症状を見つけたら、業者へ相談をして、お早めの施工をおすすめいたします。</p>
- コーキングについて「コーキングの役割」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日は外壁材の隙間の目地などを埋めるために施行されるコーキングについてお話していきます。。</div></div><div><br></div><div>コーキングとは、弾性に富んだ樹脂系の目地充填剤のことです。</div><div>サイディングボードやALCパネルなどの外壁材を施工するとき、外壁材同士に隙間を開けます。これは気温の変化で外壁材がぶつかってしまい、欠けたり割れたりするのを防ぐためです。</div><div>しかし、隙間をそのままにしてしまうと、そこから雨水が浸入して、建物構造躯体(柱や梁など)に水が当たって腐食を起こしてしまいます。</div><div>そのためにその隙間を埋めるものがコーキングになります。</div><div><br></div><div>コーキングは弾性があるので、外壁材の膨張収縮に対応が効くので、外壁材同士をぶつけさせないクッションになりますし、隙間からの浸水を防ぐ役割もあります。</div><div>こうした重要な働きをしているコーキングですが、経年や硬化に従い劣化していき、定期的なメンテナンスが必要になります。</div><div>明日からコーキングの劣化についてお話をしていきたいと思います。</div>
- 防水について「排水口の不具合について」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日は昨日お話した防水の排水口についての続きになります。</div></div><div><br></div><div>防水の排水口にはゴミが詰まらないよう、キャップや網がかぶされていることが多いです。</div><div>このキャップを「ストレーナーキャップ」といって交換が可能なものになっています。</div><div>常に雨水を流している場所なので、錆びや腐食、破損が早い部品です。</div><div>このキャップが破損していると、うまくゴミや汚れを止められず、排水口内部や繋がっている雨樋の中にゴミが浸入してしまい、それが内部で溜まってしまって排水が出来ないと、昨日お話をしたプールのような状態になってしまう危険性があります。</div><div>入口付近なら簡単にゴミの掃除はできますが、内部となると専用の道具を使ったりしないと掃除ができないので、そうならないようストレーナーキャップが破損していたら、早めに交換をしましょう。</div><div><br></div>
- 防水について「排水口ついて」
- こんにちは。<div><div>ヨシオカブログをご覧いただき、ありがとうございます。</div><div>本日は防水が施工されている箇所の「排水口」についてのお話です。</div></div><div><br></div><div>防水は屋上など平らな箇所に施工されるので、水が溜まらないように必ず水を排水する排水口があります。</div><div>しかし、周りにある木の葉や畑などの砂が風で舞って、この排水口が詰まってしまうことが多々あります。</div><div>排水口が詰まったまま放置してしまうと、水が正しく排水されず、水が溜まってしまい、酷いときはプールのような状態になってしまうこともあります。</div><div>そのような状態になってしまうと、防水に発生したひび割れや、あらゆる隙間から浸水し、雨漏りを引き起こしてしまう可能性もあります。</div><div>また、水が排水されないことで防水が常に水の刺激を受けてしまい、カビや藻、腐食などが発生し、防水が傷んでしまいます。</div><div></div><div><br></div><div>こうしたことが起こらないよう、この排水口付近や水の流れる溝付近の掃除はこまめに行ってください。</div><div>もし、その内部の詰まりなどがあったら、業者に相談して、適切に流れるようにしてもらいましょう。</div><div><br></div>